デジタル名刺はビジネスで使えるのか？メリットとデメリット

デジタル名刺とは

デジタル名刺の作り方

デジタルという言葉を聞くと、簡単には作れない気がしますが、
デジタル名刺の作り方は至って簡単です。

作り方には大きく分けて2つの方法があります。

1つ目は、業者に発注する方法です。
有名な業者は「プレーリーカード」です。

まずは自分のお気に入りの写真や画像を選び、名刺の背景を決めます。
その後文字を入れたり、
色を変えたりして自分で名刺をデザインしていきます。

そして名刺のデザインが完成したら、業者に依頼します。
依頼してから4〜7日程度で自宅にカードが届きます。

カードが届いたら、その日から早速デジタル名刺として利用することができます。

2つ目の作り方は、自作です。
予算は110円ほどでお手軽になっています。

名刺に4000円、5000円も出せない人や試しに1回作ってみようかなという人にはお薦めです。

まずはNFCカードを購入し（loftやAmazonなどにも売っています）

スマホアプリ「NFCTools」をダウンロードします。
そしてこのアプリを使って、購入したNFCカードに情報を入れていくというものです。

情報の入れ方はアプリを開くと、
手順を教えてくれるようになっているのでおよそ10分ほどでデジタル名刺が作れると思います。

どれくらいの人がデジタル名刺を使っているのか。

とても便利で、最近話題になっているデジタル名刺ですが、
どれくらい普及しているのでしょうか。結論としては、普及率はとても低いです。

近年新型コロナウイルスが流行り、
オンラインなどが普及してきた日本ですが、
まだデジタル名刺を使用している割合は低いんです。

世代交代が行われたり、爆発的に人気になるきっかけが起きると、
また変わった結果になるかもしれませんが、現状は紙の名刺の方が主流になっています。

新型コロナウイルスにより、デジタル名刺を使用し始めた人も少なくないですが、
紙の名刺ほど普及率が高くなるのはもう少し時間がかかる気がします。

デジタル名刺のメリットとデメリット

デジタル名刺のメリットその1

メリットの1つ目は、
1枚カードを作れば、永遠にそのカードを使うことができるということです。
紙の名刺だと、無くなればその都度印刷しなければなりません。ですが、デジタル名刺のカードは紛失しない限り、ずっとそのカードを使用することができるので、持ち運びにも便利ですし、名刺がきれているのを忘れてた…ということもありません。

また、印刷をするという手間が省けるので、
1度作ってしまえば、後々とても楽になると思います。

デジタル名刺のメリットその2

メリットの2つ目は、
紙の名刺では交換できる情報に限りがありますが（物理的に）、
デジタル名刺の場合は普段交換できなかった情報まで交換できるということです。

相手に知ってもらいたいことを全てカードで読み込んでしまえば、
後はスマホにかざすだけで、氏名や会社名以外の伝えたい情報を、
データで全て伝えることができるのです。

逆に言えば、相手の情報も沢山手に入るということなので、メリットと言えるでしょう。

デジタル名刺のメリットその3

メリットの3つ目は、
名刺を渡す時のマナーや注意することに拘らなくて済むということです。
名刺を相手に渡す時のマナーや注意することはご存知でしょうか。

社会人の方なら知っているかもしれませんね。例えばですが、相手に見やすいように名刺入れの上に名刺を乗せて両手で渡す、名刺を差し出すタイミングで氏名と会社名を名乗るなど、渡す時のマナーや注意点もあれば、受け取る時のマナーや注意点もあります。

これらが面倒くさいなと思う人にとっては大きなメリットになるはずです。
最低限のマナーは必要かもしれませんが、
スマホにかざすのみなので紙の名刺よりは比較的シンプルなものになると思われます。

デジタル名のメリットその4

メリットの4つ目は
何回でも情報を書き換えられるということです。

やはりデジタルの良さが際立ちますよね。
この情報を新しいものにしたい、
今情報を加えたいなどがあれば何回でも情報を書き換えることができます。

デジタル名刺のデメリットその1

デメリットの1つ目は、
カードを作るのにコストがかかるということです。

カードを作成するに当たって必要となる費用はおおよそ4000円から5000円。
1度作ってしまえば、
ずっと使えるといったメリットはありますが、
よく物を紛失してしまう人にとっては、大きなデメリットになりますよね。

デジタル名刺のデメリットその2

デメリットの2つ目は、プロフィール情報の流出の危険性があるということです。
このデメリットはかなり大きいのではないでしょうか。
SNSがとても普及している現代ですが、そんな時代だからこそ起きてしまう問題ですよね。

情報漏れという問題は、乗っ取りなどの各個人ではどうにかできないこともあると思います。
デジタル化した現在で解決すべき問題の1つでしょう。

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