現役が語る❘webデザイナーはやめとけと言う理由とは

Webデザイナーはやめとけという理由について

Webデザイナーと検索してみると、やめておいた方がいいよという記事がよく出てくると思います。

もちろん、人によってはそんな理由はあまり重要ではないなと考える人もいると思います。
Webデザイナーになったとしても、やり方次第でデメリットがメリットになる可能性もあります。ですが今回は、実際Webデザイナーをやりたいなと思っている人は気になる部分ではあると思うので、Webデザイナーの実態を踏まえながら、どのような点からやめておいた方がいいのかを紹介していこうと思います。

▼単価が安過ぎる

Webデザイナーはやめとけという理由の1つ目は、単価があまりにも安過ぎるという理由です。
特にクラウドソーシングのような求人サイトではたくさんに向けた案件が多いので、同時に案件の単価も安く、業務内容に見合っていないことが多いです。

単価が安過ぎると継続してWebデザイナーを続けたとしても、なかなか収入にならずやめてしまう人も多いです。

最初のうちは特にスキルもなく収入もなくで上手くいかないなと思ってしまう人も多いでしょう。

▼激務の案件も多い

Webデザイナーは激務となるものもあります。
始発で帰ったり、少し寝てからまた出勤するというような日もよくあります。家に帰らず、仕事場で寝袋で寝るというような場合もあるみたいです。また仕事が軌道に乗ってくると、クライアントからの仕事がとても増えるのもWebデザイナーの特徴です。

とてもいいことですが、仕事が忙しすぎて全然休めないということも少なくありません。
年末年始やお盆休みにもWebサイトを作らなければならない時期もあるらしく、
いつか体を壊してしまいそうですよね。

▼お客さんからのクレーム対応に疲れる

デザインについてや納期について、クレーム内容は様々ですが、Wedデザイナーという職業はクレーム対応も業務内容の1つになります。また、まだ業務に慣れていない始めのうちからクレーム対応をすることになるので、収入もろくに得られていない状態でかつクレーム対応もしなければならないのは、とても辛いですよね。

Webデザイナーをお勧めしない理由に対しての解決策はあるのか

Webデザイナーをお勧めしない理由をいくつか挙げましたが、自分で解決できる方法はあるのでしょうか。

専門分野を絞る

専門分野を絞ることで、価格競争になりにくいです。

専門分野を絞ることで、専門家に見られやすいのであまり比較されることなく、
仕事を依頼してもらえやすくなります。また、効率的に制作することができます。

Webページでも

・ランディングページ
（検索結果や広告などを経由して、利用者が1番最初にアクセスするページ）

・コーポレートサイト（企業や商品の概要を多く掲載するために制作されるページ）

・ネットショッピングのペーシ

などの分野に分けることができると思います。

制作するページの分野を絞っておくことで、そのページのみの依頼を受けることができます。すると、作ったことのあるページのデザインを活用したり、掲載の形を似せて制作したりなど効率よく仕事をすることができますよね。また、専門家になるとお客さんを集めやすくなります。

Webデザイナーはライバルが多い職業です。ですが何かしらの専門のWebデザイナーだと宣言しているデザイナーは少ないので、依頼をするときに依頼内容の専門のWebデザイナーがいればその人に依頼しようとお客さんも考えるはずです。この専門分野を絞るという方法を実際にする時は、すぐに1番になれる専門を選ぶのがいいと思います。

ホームページの専門などもライバルが多いので避け、ネットショッピングで掲載されるようなページを専門にする等がお勧めです。集客することができれば、そのお客さんの中から継続で依頼を受けることもあるので、集客目的で専門分野を絞るというのもいいかもしれません。

直接仕事をする

クラウドソーシングでの仕事はメリットも多いのですが、
サイトを挟むが故に手数料もかかってしまうので、1つ1つの単価がものすごく安いです。

また、クラウドソーシングでは制作会社の下請けや広告会社からの依頼が多いです。
このような下請けの仕事は納期がキツかったり、厳しい案件が回ってきたりなど自分でコントロールすることが難しいです。などで、自分で直接集客し、そのお客さんから依頼をもらうと言うのが1番いいWebデザイナーのやり方だと思います。直接集客する方法は様々ですが、たとえばホームページを作ってそこから依頼を受けるなどの方法があります。

直接仕事することで、
お客さんと納期の相談ができたり、案件の内容を確認したりすることもできます。

Webデザイナーのチームを作る

この解決方法は他の職種にも言えることだと思いますが、
チームを作ることで1人の負担を減らすという方法です。

1人の負担が減る以外に1人1人の得意分野を活かすことができたり、時間ができるのでストレスが減ったりもします。仕事をする上で欠かせないことは、楽しく仕事をすることだと思います。

苦手な分野ばかりをやっていてもアウトレスばかりが溜まり、楽しくないですよね。

Webページを作るにあたって全員が得意分野を全うできれば、
Webデザイナーという職業もお勧めできる職業になるのではないかなと思います。

Webデザイナーの具体的なデメリットについて

ではまず、「Webデザイナー」を行うことにあたって、どのようなデメリットが挙げられるのか具体的に見ていきましょう。

デメリットその1

デメリットの1つ目は、「実際にはあまり稼げない」ということです。

Webデザイナーの平均年収はフリーランスの場合だと、およそ340万円程度、普通の会社員は平均年収が473万円程度なので、あまり稼ぐことがない印象を受けるのではないでしょうか。

また、本業でフリーランスWebデザイナーを行っている人達の5人に1人は、年収が200万円以下であることが現在の実態であり、安定して稼ぐことのできる職業ではないと考えられますよね。

そして、正規Webデザイナーの平均年収は、フリーランスのWebデザイナーとあまり変わらず、およそ380万円程度だと言われています。ですが正規のWebデザイナーでは年功序列制度を取り入れている会社もあるので、フリーランスのWebデザイナーよりは安定性があると思われます。

フリーランス、正規のWebデザイナーと共に成功しているWebデザイナーは全く居ないのでしょうか。

この答えは、「1000万円程度稼げているWebデザイナーも極わずかに居る」です。フリーランスのWebデザイナーは全体の10％、正規のWebデザイナーは全体の0.5％程の割合であり、実際にWebデザイナーをやってみて、平均年収を超えることはとても難しいと考えられるでしょう。

また、フリーランスのWebデザイナーは、1つごとの案件が決まっていることが多いので、あまりにもこだわって作ってしまうと時給がとても低くなってしまったというケースもよくあります。

Webデザイナーという職業はどれだけの経験を積んできたのかによって仕事をもらえる・もらえないにも影響してくる職業です。

収入が安定しないうちにメンタルもボロボロになり、経験を積まずに辞めてしまう人も多いのではないでしょうか。

デメリットその2

デメリットの2つ目は
「Webデザイナーのスキルを身につけることに時間がかかる」

ということです。
完全に0のスキルからWebデザイナーを目指したいと考えている人も多いと思います。

このような場合は、4つの方法からWebデザイナーを目指すことができます。

1つ目はWebデザイナーのスキルを身に着けることのできる専門学校に通うという方法です。
この専門学校では、学生や普段は働いている人でも通いやすいように、週1〜のペースで通学することも可能な学校が多いです。ですが、このようなWebデザイナーになるためのスキルが身につく専門学校は、学費が高いのであまり余裕がない人には難しい方法だと思います。

2つ目の方法は、スクールに通うという方法です。
専門学校とは別にWebデザイナーのスキルはスクールが存在します。
このスクールではオンラインスクールと呼ばれる、オンラインで講習を受けることができるスクールもあり、多忙な人や交通の面で通うことが難しい方にとっても学びやすい環境になっているのではないかと思います。しかし注意として挙げられることは、スクール卒は学歴にはなりません。そのため就職には少し不利になってしまうので、時間やお金の余裕がある人は、専門学校で学ぶことをお勧めします。

3つ目の方法は、学校に通いながら仕事を請け、ポートフォリオ（資産構成）を充実させるといった方法です。

例えば知り合いや、アルバイト先、SNS発信で仕事を受けて、Webデザイナーとしての経験を積んで、慣れていきましょう。またそのポートフォリオでデザイン会社や制作会社に就職活動をするのをお勧めします。

4つ目の方法は3つ目の方法とつながりますが、会社で何年かはWebデザイナーとして勤め、その後独立をして稼ぐという方法です。
専門学校やスクールで学習しただけではWebデザイナーとして食べていくことは難しく、やはり会社で2〜4年勤め実務知識を得ることがとても重要となってきます。

会社勤めすることで会社としての大きな取引から実務的な流れを知れたり、クライアントに価値を提供できるだけの確実なスキルを身に着けることができるのではないでしょうか。

このように、全くの未経験からWebデザイナーを目指すには様々な方法があります。ですが、どの方法も時間がかかったり、費用がかかってしまいますよね。ですが、未経験から自力でWebデザイナーになるのは難しく、仕事を請けることができないことがほとんどでしょう。

本業でも副業でも稼いでいくためには、今回紹介した方法で知識やスキルを身につけることから始めなければなりません。

現役フリーランスWebデザイナーが語る「フリーランスWebデザイナーになって良かったこと」

自分で休みの日を決めることができる

フリーランスWebデザイナーは在宅ワークが主流であり、
いつでもどこでも業務をすることができますよね。

クライアントとの打ち合わせも基本的には「Zoom」などのオンラインですることが多く、カフェでも自宅でも自分の好きな場所で働けたり、平日のこの日は休もうなどと休みの日を自分で決めることができる自由さがフリーランスWebデザイナーの魅力的なポイントでしょう。

人間関係に悩まない

フリーランスWebデザイナーが人と関わる機会と言えば、クライアントとの打ち合わせ程度なので、人間関係の距離感が丁度良いというのが挙げられます。
何かで揉めるようなこともない近すぎない距離感で、孤独にもならない遠すぎない距離感は、仕事をする上でとても働きやすい環境を作ってくれるのではないでしょうか。

身だしなみが自由

フリーランスWebデザイナーは服装や髪型が自由です。ですが、クライアントとの打ち合わせや会議の時には、清潔感のある服装の方が良い印象を持たれやすいでしょう。

服装に気を配ることによって、制作を依頼してくれるのかどうか等が変わってくる可能性もありますので、Webデザイナーらしい服装を心がけるのが良いでしょう。とは言っても、ネイルや髪の毛の染色をすることも基本的には自由なので、業務をする際のモチベーションの向上にも繋がると思います。

Webデザイナーはやめておけという意見について

Webデザイナーになるのはやめておいた方がいい？

口コミ→Webデザイナーをすることはやめておけと言われる理由は、制作会社の待遇の悪さからだと思われます。給与は低く、残業が多いという会社ばかりです。

もちろんそうではない会社もありますが、
割合としてはブラック〜グレーの会社の割合がとても高い為「やめておけ」と言われるのです。

Webデザイナーはやめておいた方がいいのかという質問に対して
「あまりお勧めできるような職業ではない」という意見が目立ちました。

未経験から始めることのできる職業だからこそ待遇が悪く、
ブラック会社に就職してしまうケースも多いのです。

全ての会社がブラックだというわけではありませんが、大手の制作会社、いわゆるホワイト企業に採用されるような人たちは、デザインの勉強を1からコツコツしてきた人たちであり、美大卒や学部卒等の優秀な人たちの割合が高いでしょう。

またファッション業界のデザイナーや建築業界のデザイナーとは全く異なる職種です。

それらの職業と同じような感覚で入社してしまうと、
思っていた職業と違うとなってしまうかもしれません。

Webデザイナーに転職を考えてるが、現在勤務中の会社をやめてしまうのは勿体ないか？

転職するにあたってのリスクを十分に認識しているのであれば、挑戦してもいいと思います。

デザイナー業界に入るには大きなリスクも伴います。

ブラック企業も多い中、違法残業を強いられることも当たり前のように存在します。
それでもデザイナー業界に入り、制作会社に入社したいのであれば、一度Webデザイナーを目指してみてもいいかもしれません。ですが実際に入社し働いてみると自分の希望するものではなかった等の理由から、もう一度業界大手の企業に転職することは難しくなるでしょう。

今ある仕事を辞め、Webデザイナーを目指すのであれば、最悪無職になるかもしれないというリスクも背負う必要があります。

もちろん、今の会社に勤めながら副業でWenデザイナーの経験を積んでいくことが可能であったり、スクールに通う暇があるのなら、仕事をしながらWebデザイナーを目指してもいいのではないかと思います。

引用：最近web系の仕事はやめとけとよく言われていますが、実際のところど… – Yahoo!知恵袋(新しいタブで開く)
Webデザイナーに転職を考えています。 – 今年4月から小売業に新卒で就職し… – Yahoo!知恵袋(新しいタブで開く)

Webデザイナーという職業は将来なくなる可能性がある！？

Webデザイナーのデメリットや辞めておいた方が良い理由を紹介してきましたが、辞めておくべき理由の一つとして、将来性がないという意見も見られますが、本当に将来、Webデザイナーの需要はなくなってしまうのでしょうか。Webデザイナーの将来性と需要について解説していこうと思います。

Webデザイナーの将来性について

Webデザイナーの仕事は将来性があるのでしょうか。
結論を言うと、Webデザイナーの将来性はあり、Webデザイナーの仕事はなくならない可能性の方が高いでしょう。AIが浸透し、たくさんの職業がAIに奪われる可能性がある現代ですが、Webデザインに関してはAIの技術もそこまで追い付いていません。

なぜなら現代のAIには、独自性のものが作れないからです。
Webは、様々な年齢の人が利用し操作するものなので、AIが作り出すものだと物足りなく感じてしまうのではないでしょうか。なので、AIに仕事を奪われるかどうかの視点で考えると、将来性はまだまだあると思われます。

Webデザイナーの需要はあるのか

次にWebデザイナーの需要はあるのかどうかについて説明します。
現代のWebデザイナーの仕事ですが、年々増加傾向にあることをご存知でしょうか。この理由として挙げられることは、インターネット上の広告掲載の増加にあります。

近年では、あらゆるサイトやアプリ等の普及から、テレビメディアの広告費よりもインターネットでの広告費の方が上回っているというデータも発表され、企業の立場で考えてみても、インターネット上での広告に費用をかけていることになりますよね。

つまり、それによってWebデザイナーの仕事であるバナー制作やWebサイトの制作の依頼が増えることで、デザイナーの全体の仕事量も増えているということになります。なので、Webデザイナーの需要は高まってきていると言えるでしょう。

引用：Webデザイナーの平均年収は？収入をアップさせるポイントを解説 | マイナビクリエイター(新しいタブで開く)

引用：WebデザインスクールならWebデザイナーを目指せる専門の学校 デジタルハリウッドスクール｜デジタルハリウッドの専門スクール（学校）(新しいタブで開く)