ランサーズをクラウドワークス何が違う？初心者向けに比較解説

ランサーズとクラウドワークスはどっちがおすすめ？

ランサーズとクラウドワークはどちらがいいのか？

初めて副業する状況になったとき、最初に登録しようと思うのが、クラウドソーシングサービスですが、その中で代表的なのは【クライドワークス】【ランサーズ】この二つが思い浮かびます。

せっかく利用するなら自分に合ったもので副業を始めたいと思うはずです。

この二つの違いが分かれば、初心者でも選びやすく、自分に合った方を選択できるでしょう。

結論から言ってしまうと、
どちらも利用した上で自分に合った使いやすい方を選択するのがいいとは思いますが、
両社とも違う点があるのも事実です。

ランサーズとクラウドワークスを比較してみましたので、参考にしてみてください！

クラウドソーシングって何？

クラウドソーシングサービスって一体何？って思っている方も少なくないと思います。

クラウドソーシングサービスとは、
インターネット上での受注者と発注者を繋げるビジネスサービスのことを言います。

育児などで外に働きに行けないけど、少しでも家で稼ぎたい方や、時間を有効活用したい方などが、クラウドソーシングサービスを利用することによって在宅で仕事をすることができるようになります。

在宅で自分のペースで仕事をできるのは、育児中や、時間を有効活用したいという方、その他にも、本業の他に自宅で副業したいという方におすすめのサービスなんです。

仕事の種類もとても豊富で、
・ビジネス・マーケティング・企画・ライティング・SNS運用代行・撮影・動画編集・翻訳通訳・音楽・ナレーション・デザイン・ECサイト・ネットショップ構築

などなど様々な種類の仕事が掲載されております。

もちろん、専門知識が必要なものもありますが、初心者歓迎の仕事も沢山あるんです。

種類が豊富なことから、自分にあった仕事を探すことが可能なんです。

仕事に費やす時間に関しても、隙間時間で済むものから、長期で一般のお仕事の時間と変わらないものまで幅が広いです。

ランサーズとクラウドワークスはどちらがおすすめ？

ランサーズとクラウドワークスの特徴についてご紹介していきたいと思います。

【ランサーズ】

ランサーズとは、株式会社ランサーズが運営しているクラウドソーシングサイトになります。2019年頃から上場企業となり、いち早く悪質案件の対策を始めたのがランサーズになります。

ランサーズは、悪質案件やユーザーを無くす為に、専任のスタッフが自ら確認作業を行ったり、AIによる悪質案件の対策を行ったりなど企業全体で悪質対策を行っているようです。

サービスの健全化を行っているということで、
初心者の方でも安心して参入できるクラウドソーシングサイトになります。

また、フリーランスに対しての福利厚生のサポートも充実しているのも魅力で、他にも、障害者版クラウドソーシングサイトとのチャレンジドメインと連携したり、日本シングルマザー協会と連携したりなど、社会的活動に積極的なのも特徴です。

ランサーズはフリーランスに対してのサポートが充実しているのが魅力ですね！

【クラウドワークス】

クラウドワークスとは、株式会社クラウドワークスが運営しているクラウドソーシングサイトのことです。知名度がとても高いのが特徴で、上場企業なので安心してお仕事を始めることができます。

クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスの中でも最王手であり案件数は国内トップなんです。案件数が多いので、自分に合ったお仕事を見つけ出すことができます。

利用企業も78万社ととても数が多く、仕事のカテゴリも豊富なのが魅力ですね！
気になるユーザー数は、約480万人と多くの方がクラウドワークスを利用しております。

安心できる環境と、豊富な仕事の数が魅力なのがクラウドワークスです。

ランサーズとクラウドワークスのサービス比較！

ランサーズとクラウドワークスの比較

ランサーズもクラウドワークスも案件の受注方法は基本的には同じになります。
仕事を始めるまでの流れとしては、

案件に応募
↓
契約
↓
納品
↓
報酬を獲得

という流れになります。

また、ランサーズもクラウドワークスもどちらも登録料は無料なので、
気軽に始めることができるのが魅力です。

ランサーズとクラウドワークスの違いですが、
案件数に関しては、クラウドワークスの方が圧倒的に多いです。

案件	ランサーズ	クラウドワークス
システム開発	10562件	9735件
WEB制作系	9630件	12095件
デザイン制作系	17127件	23586件
ライティング系	599件	98966件
タスク系	17127件	120921件
写真やナレーション	253件	5169件
翻訳・通訳系	90件	8514件
事務系	941件	188779件
マーケティング系	67件	23873件

初心者が始めやすいタスク案件に関しても、クラウドワークスの方が圧倒的に多いイメージです。

しかし、クラウドワークスには掲載されていない、
ランサーズにしか掲載されていない案件も存在しますので、どちらも確認して案件を探すのが最適です。

また、案件の質の差は実際あまり変わりません。
どちらにも、高単価な案件は存在しますし、逆に悪質な案件も存在するのも事実です。

さらに、どちらも悪質案件の対策を行っており、サポートは付いているのですが、フリーランスの福利厚生サポートなど、ランサーズの方が圧倒的にサポートが充実しております。

クラウドワークの場合
・仕事の受注サポート
・スキルアップ支援
・確定申告サポート

ランサーズ
・スキルアップサポート
・税務サポート
・福利厚生サポート

といったようにどちらも、利用しやすいようにサポートも工夫されております。

しかし、サポートを比較しますと、ランサーズの方が徹底したサポートを提供しているイメージで、依頼アドバイス機能など、事細かに初心者の不安な部分もサポートしてくれるのがランサーズのサポートの特徴です。フリーランストータルサポートなどは、難しい法律の事から会計のサポートまで安心してお仕事をすることができます。

もちろん、クラウドワークスにも同じようなサポートはありますが、ランサーズには劣っている感じです。

【システム手数料】

次にシステム手数料ですが、どちらも、受取金額によって異なります。

クラウドワークスの場合
・5万円以下→5％
・10万円以下→20％
・10万円以上→10％
・タスク→20％

ランサーズの場合
・契約金額（税込み）16.5％

といった形になり少し異なります。

【報酬の支払い制度の違い】

クラウドワークスの場合、楽天銀行にすると振込手数料は100円になり、もっと安く振込することができます。

両者とも報酬を受け取るのは銀行のみになり、
システム料を引かれた金額が報酬として受け取ることができます。

振込手数料に関しては、クラウドワークスの方が安いという結果になりました。

【報酬の比較】

ランサーズとクラウドワークスでは、報酬はどのくらい違うのかについて調べてみましたが、同じくらいといったところでしょうか。

上記にも記載しました通り、ランサーズはシステム手数料が一律で16.5％引かれてしまうのに対して、クラウドワークスは、案件の単価によって変わります。クラウドワークスも5％～20％と変わってきますが、結局、仕事の案件単価はそれぞれあまり変わらないといった印象なので、このシステム手数料がもったいないと感じる場合は、クラウドワークスの方が安い場合があるといった感じです。

しかし、このシステム手数料とは安心してお仕事できる環境のサポート費用なのでしょうがない部分ではありますね！

【利用者層】

・ランサーズ

ランサーズでは、10年以上の経験がある方の利用が過半数を占めており、スキルレベルも高いという結果がでておりましたが、幅広いユーザーが利用しているということも分かりました。

・クラウドワークス

クラウドワークスのアンケートについて調べてみましたが、空き時間などに主婦層を中心にクラウドワークスを利用しているという方が多いという結果でした。

【使いやすさ】

・ランサーズ

カテゴリー別に仕事を探せて、スカウト機能やランク制度があり、仕事に繋がりやすくなる。アナリティクスの分析機能が搭載されている。

・クラウドワークス

ランサーズと同じくカテゴリー別に仕事を探す事ができる。ランサーズ同様でスカウト機能もあり、ランサーズとの違いは一部資格取得可能などもある。

ランサーズの方が、実績を伸ばすための工夫が充実しているイメージで、クラウドワークスにも同じ機能はありますが、サポートの面はやはりランサーズの方が上といったイメージです

しかし、その分クラウドワークスは案件の数がかなり多いので、実績を積むためにとりあえず沢山応募することができるという点があります。

それぞれ、特徴があり、実際に使ってみるのが一番いい方法でしょう。

【認定制度】

ランサーズとクラウドークスには認定制度というものがそれぞれ存在しております。この認定制度とは、独自に定めている基準というものをクリアしている人をプロとして認定しているものになります。

ランサーズの認定制度（認定ランサー）

【基準】

〇獲得報酬額はそれぞれのカテゴリの上位20％
ランサーズ上で高額の案件など数多くの仕事をした実績により認定されます。

〇クライアントからの評価は過去1年間の『満足』の割合が95％
過去1年間の評価で『満足』の評価の割合が95％以上であることが基準になります。

〇24時間以内のメッセージ返信率が80％以上
受信メッセージから、24時間以内に返信した確率が80以上でなければなりません。

〇タスク承認率が90％以上
クライアントから承認されたタスク方式の案件の仕事で90%以上承認されていることが基準となります。
〇ランサーズへの最終ログインが1カ月以内
継続しているランサーズのユーザーで最終ログインが1カ月以内であることが条件です。

〇プロフィールの項目が認証済み、登録済みであること

・プロフィールの写真・表示名・300文字以上の自己紹介文・本人確認・秘密保持確認・デンワ確認・ランサーズチェック・スキル・資格これらを承認済み、登録済みにしておくことが条件です。

クラウドワークス（プロクラウドワーカー）

【基準】

〇納品完了率が90%以上であること
実行力があるとみなされる基準になります。これは過去1年間の納品完了率を意味します。

〇総合評価が4.8以上であれば認定されます
これは顧客満足度が高いとみなされる基準になります。

〇獲得報酬額が月間で200位以内
これは、売上の実績があることに繋がり、過去1年間の記録で判断されます。

〇仕事依頼（スカウト数）が5回以上である
これは指名されている回数を意味しており、過去1年間の数字で判断されます。

〇メッセージなどのやり取りでのコミュニケーション評価が4.8以上
これは、対話力が高いことをみる評価判断で、しっかりコミュニケーションとれているのかどうかの数値になります。

〇プロフィールや自己PRが入力済みであること
これは参照情報が多いとみなされる数値になります。空欄が多かったり、入力していない項目が多いと認定されませんので、充実させることが大切です。

ランサーズとクラウドワークスの知名度を比較

クラウドソーシングサービスといったら、ランサーズがクラウドワークスのどちらかといったように、どちらも知名度はありますが、運営内容やサービス内容に違いはあるのか、それぞれのプラットフォームにも違いはあるので、それらを比較してみました。

ランサーズの知名度

ランサーズは、仕事をしたい人・仕事を受注したい人が出会える、安心と安全のお仕事サービスになります。

2023年時点では、登録者数は110万人という感じでクラウドワークスよりは少ないのですが、クラウドソーシングサービスの中では次に多いマーケットプレイスといったかんじでしょうか。

フリーランスの仕事のクオリティなどに応じたサポートなども充実していて運営期間が長いので安心して利用することができるプラットフォームになります。

クラウドワークスには知名度は劣るものの、最近ではCMでも見かけるようになり、昔よりも知名度は上がっていると思います。

クラウドワークスの知名度

クラウドワークスは国内最大級と知名度を誇っています。

2012年からサービスを開始し、
2023年時点では410万人と、ランサーズよりもかなり多くの方が利用しております。

クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスはもちろん、エンジニア向けサポートがあるクラウドテックやマンツーマンの習い事のサービスであるサイタも提供しており幅広く展開を広げてるのも特徴です。

ランサーズ、クラウドワークスのメリットデメリット

【ランサーズの特徴やデメリット】

ランサーズの特徴は、なんといってもサポートが充実しているところですね。

カスタマーサポートはもちろんですが、案件の監視などを強化しているので、悪質な案件を受注しないように徹底しております。規約違反者への対応もばっちりで、クラウドソーシングサイトを初めて利用するという方も安心して始めることができるのが特徴です。

また、ランクアップをすることによってクライアントにアピールできるシステムも設けております。ランクなしから、レギュラー・ブロンズ・シルバーと基準を満たすことによってランクがあがり、クライアントへの露出も増えていき、案件を獲得しやすくなるシステムになります。

しかし、案件がクラウドワークスより少ないという点から、案件獲得まで時間が掛かる可能性も十分にありますし、悪質な案件が0件ではないところがデメリットですね。

【クラウドワークスの特徴やデメリット】

クラウドワークスの特徴はなんといっても案件の多さでしょう。沢山案件が存在しますので、選択肢の幅も広がり、さまざまなお仕事に挑戦することができます。

報酬の受け取り方次第では、ランサーズよりも手数料が安く済む場合もあります。しかし、案件募集の条件が平均的に厳しいイメージですね。なので、初心者の方が初めから、いい単価の案件に募集しても通らない場合が結構多いイメージです。なので最初は安い案件でも良いのでこなしていく事で、徐々に高単価な案件に近づくことができるでしょう。

ランサーズとクラウドワークスの口コミは？

実際にランサーズやクラウドワークスを利用している方達の、
実際の口コミについて悪いところから良い所までご紹介していきたいと思います。

ランサーズの口コミ

口コミ①

ランサーズの方がクラウドワークスよりも案件が取りやすいという口コミを発見しました。

口コミ②

ランサーズは大きなイベントを開催されているみたいで、参加することで意欲が高まるという方もいらっしゃいました。

口コミ③

昔よりも稼ぎやすくなったという意見もありました。

口コミ④

案件を取る確率も高いそうです！

口コミ⑤

昔よりも分かりやすい画面になったという方もいますね。

クラウドワークスの口コミ

口コミ①

初案件は嬉しいけど、仕事量と報酬が合わないという口コミを見つけました。最初は実績を積むのにはいいかもしれません。

口コミ②

初めて案件を獲得したというコメントが多数見受けられました。案件数も多い分、初心者の方も参入しやすいのかもしれません。

口コミ③

初心者でも参入しやすく、案件の数も沢山あることから、自分にあっている案件に出会えるのが結構時間がかかるかもしれません。

口コミ④

案件数も多い分、悪質な案件もあるそうです。気を付けてください！

口コミ⑤

クライアント側の口コミも発見しました。最近はAIも発展してきていますが、これによって会話にならないというデメリットもあるんですね！

ランサーズとクラウドワークスはどちらがおすすめなのか？

結論、どっちも使ってみるのが一番いいかもしれません。

会員登録から、案件を探す画面もほぼ同じなので操作もほぼ同じなので、双子のようなサイトと思っていて大丈夫なのですが、案件の数や、手数料、サポート内容などちょっとづつ違いがあるのが事実です。

初めは、両方を使いながら、どちらが自分に合っているのか試してみつつ、ランサーズにしか載ってない案件、クラウドワークスにしか載ってない案件が存在するので、幅広くお仕事を探しながら、案件をこなして、慣れてきたら、自分の使い勝手がいい方に移行するのもいいかもしれませんね。