最近人気のスタート企業、ベンチャー企業ですが
大手企業から転職するからには注意してリサーチする必要がありそうです
起業が最近では多くなって
政府も起業を推進するように政策を進めていますが、スタートアップ企業に転職する際には様々な注意が必要です。
やりがいがあっても、
給与DOWNや社員への残業体質、コンプライアンスが悪くハラスメントが発生などなど
未熟な企業に入るからには様々なトラブルに巻き込まれることにも注意が必要です。
福利厚生など大企業で充実していた人は落差を感じることも多いので、その点は覚悟して転職しましょう。
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スタートアップ企業に転職する時のリスク
給与・年収が下がる
スタートアップ企業に転職する時のリスクとして、
給与・年収が下がることがあげられます。
業績が安定していないうちは、大企業よりも給与・年収が下がるのは避けられません。
給与や年収にとらわれずやりたいことがあるという人や、
スタートアップ企業ならではのやりがいを重視する人ならば良いかもしれません。
しかしそうでなければスタートアップ企業に転職するのはリスクがあると言えます。
会社の業績が悪化して倒産する恐れがある
スタートアップ企業は急激に業績が悪化して倒産するというリスクもあります。
成功する可能性ももちろんあります。
しかし業績の悪化をカバーできるほど複数の事業を抱えている大企業とは違って、スタートアップ企業は業績の悪化をカバーできるほど複数の事業をやっていないことがほとんどです。
なので大企業と違って、倒産のリスクが高いです。
“帝国データバンクによると、業歴10年未満の倒産件数は2022年に前年比20%増の1875件となり、3年ぶりに増えた。倒産全体に占める割合は約3割と27年ぶりの高水準になった。”
このようにスタートアップ企業は倒産する確率が高く、大企業のような安定性を求めてはいけません。
資金調達ができているから安全とも限りません。
自分がこの企業を引っ張っていくんだという気概がある人ならスタートアップ企業はおすすめできますが、大企業にいるときの成功体験を引きずってスタートアップでもなんとかやれるだろうくらいの気持ちで転職するならリスクが大きいです。
社員一人一人の責任が大きい
スタートアップ企業の魅力でもあり、
リスクでもあるのが、社員一人一人の責任が大きいことです。
大企業では任せられなかったような仕事もできる一方で責任も大きく、
その分プレッシャーがつらくなります。
そういった場面で力を発揮できる性格なら良いですが、精神的に負担に感じてしまうような性格なら大企業のほうが向いているかもしれません。
福利厚生が整っていない
福利厚生の制度は使う人がいるからこそ、充実していくものです。
なので創業間もないスタートアップ企業ではまだ福利厚生の制度を使う人が少なく、
大企業ほどは充実していません。
その点もスタートアップ企業のリスクだと言えます。
ライフイベントに合わせて柔軟な働き方がしたいという方には、福利厚生が充実している大企業の方が合っているかもしれません。
スタートアップ企業に転職する時のトラブル
自由に働けると思ったら実際はハードワークだった
自由度が高いのがスタートアップ企業の魅力です。
しかしそれと同時に一人一人の担当事業の範囲が広く、
ハードワークになりがちという側面も知っておくと良いでしょう。
自由である反面、あれもこれもとなりがちで結局ハードワークになってしまうこともあります。
それを受け入れられるかどうか、スタートアップ企業に転職する前に考えてみましょう。
社風が合わない
スタートアップ企業に転職してみて、社風が合わないと気づくこともあります。
社員の平均年齢が自分と合っていなかったり、チャレンジ精神をもって主体的に取り組むという風土が合わなかったりとさまざまな要因が考えられます。
大企業よりも社員が少ないスタートアップ企業だからこそ、社風は大事です。
自分が馴染めない社風の中ではパフォーマンスを発揮するのも難しいです。
転職する前にどういった社風なのかを社員に確かめてみるとそういったトラブルは避けられます。
経歴を買われて入社したのに、実際には違う業務をやることに
スタートアップ企業の創業期に経営陣から経歴を高く買われて入社を決めるというパターンもあるようです。
しかし予算の都合で実際には自分が関わるはずだった事業とは他の事業に関わることになるといったこともあります。
またスタートアップ企業では上司が変わることもしばしば。
自分を引き入れた上司がいなくなってしまって、
残った他の上司とは意見が合わないといったこともありえます。
スタートアップ企業から声をかけられたときに、オファーを即決するのではなく、本当に自分のやりたいことと合った企業なのか、また経営面ではどうなのかリサーチしてみることをおすすめします。
会社組織が整っていない
どのように仕事を進めていくのか、どういった商品やサービスを主軸においていくのかなど臨機応変にテンポ良く決めていくのがスタートアップ企業です。
それがスタートアップ企業の魅力であり、それに対して主体性をもって取り組めるかどうかで会社になじめるのかが決まってきます。
会社組織が整っていないからこそ、柔軟な決定ができ、従来にはなかったサービスや商品を生み出すことができるというスタートアップ企業の一面をよく理解して転職すると良いです。
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