自己分析のやり方とは？就活を始める前に手順解説

自己分析はなぜ必要なのか

自分の強みと弱みを知るため

自分の強みや弱みは、転職活動において大事なアピールポイントです。

しかし普段意識していない人が多いのではないでしょうか？
そこで改めて自己分析して、自分の強みと弱みを知ることが重要です。

自己分析といっても構えすぎず、
今までのことを振り返ってみることから始めれば良いのです。

社会人経験や今までの経験でうれしかったことや嫌だったことを振り返ってみて、
自分の強みや弱みを考えてみましょう。

新たなアピールポイントが見つかるから

「自己分析は新卒の時にやったからいいや」と思う人もいるかもしれません。

しかし社会人経験を通して、
新たな強みや弱みも見えてきたはずです。
なので必ず転職活動を始める際や、途中でも自己分析をやってみましょう。

自己分析を簡単にする方法

今まででやりがいを感じた瞬間を振り返る

社会人や今まででの経験を通して、
やりがいを感じた瞬間を振り返ってみましょう。

やりがいを感じた瞬間を振り返ってみると、
どういう仕事に喜びを感じるのか、また自分に向いているのかが自ずと分かってきます。

うれしかった瞬間を振り返る

今までの経験の中でやりがいを感じた瞬間が分からないという人は、
うれしかった瞬間を振り返ってみましょう。

どういう瞬間に喜びを感じるのかを掘り下げていくと、自分が喜びを感じることへの軸がわかります。
それを元に自分が向いている職業を探していくと良いです。

なぜ転職したいのか考える

なぜ転職したいのかを改めて考えてみましょう。
そこに至るまでの自分の考えや判断軸があるはずなので、よく振り返ってみると良いです。

転職活動を繰り返さないためにも、なぜ転職したいのかを考えるのかは大事です。
それもまた自己分析の一環になります。

「なぜ？」を掘り下げる

なぜ前職を選んだのか？なぜこの時にやりがいを感じるのか？など全てに対して「なぜ？」というのを掘り下げていくと、自分の判断軸が分かってきます。
それが分かるようになってくると、
転職活動でもどういう判断軸でのぞんだら良いのか分かります。

自分の強みを探す

こうして自己分析していくなかで、自分の強みも見つけていくと良いです。

「こういう体験をしてきたけど、
実はこの時の自分はすごかったんじゃないか」など意外なところからも自分の強みは見つかったりします。自分では分からない、他人から見た自分の強みというのもあります。

友人からの言葉を思い出してみたり、また改めて聞いてみるのも良いでしょう。

苦手なこと、嫌なことを考える

今までの経験の中で苦手なことや嫌だったことを考えてみて、
こういう仕事にはつきたくないというのを洗い出していきます。
できることを考えるのはもちろん大事ですが、苦手なことや嫌なことを考えてみることも大事です。

キャリアプランを考える

何年後どのポジションにいてどういった仕事をしていて、
どういったポジションにいるのかというようなキャリアプランを考えるのも良いです。

転職活動のモチベーションにもなりますし、仕事へのモチベーションにも繋がります。

自己分析の注意点

振り返るだけではなく深掘りする

前章で自己分析のやり方を
「やりがいを感じた瞬間を振り返る」と書きましたが、
振り返るだけではなく深掘りすることも大事です。
ただ単に振り返るだけでは、選考が進んでいくほどに対応できなくなってきます。

選考が進んでいくと掘り下げた質問もされるので、そういったときに対応できるよう、
深掘りして考えるようにしましょう。

失敗もきちんと振り返る

失敗談というのはその対処法が問われます。なので自己分析において大事です。
また失敗談は面接でもよく聞かれる項目なので、準備しておきたいもの。

失敗というのはあまり振り返りたくはないものですが、起こってしまったことは仕方ないです。
失敗への対処法と改善点についてきちんと話せるようにしておきましょう。

定期的にする

自己分析は1回やったら終わりではありません。

転職活動がうまくいかない時やしっくりこない時にはやり直してみて、
新たなアピールポイントを見つけてみましょう。

自分軸で考える

大人になると自分軸よりも、他人の目や一般的な価値観を気にしがちです。

しかし転職においてこれは絶対にNGです。
転職するのは自分自身ですから、自分軸で考えて働きたい企業を探しましょう。

企業の求める人物像に合わせない

知らず知らずのうちにやってしまいがちになるのが、
企業の求める人物像に自分を合わせることです。

自己分析の意味がなくなってしまいますし、
そのように振る舞っても選考でバレてしまいます。

自分の強みと企業の求める人物像がたまたま一致しているなら良いですが、
合わせにいくことはやめましょう。