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今からでも遅くない？！資格取得で転職を有利にすすめよう
☆転職でいかせる武器「資格」
この記事を読んでいる方の中で、
「転職するつもりだけど自分のスキルや経験に不安がある方」「転職が急ぎでは無い方」･･･いらっしゃるのではないでしょうか。そんな方は是非資格の取得を検討してみてください。
そもそも就きたい職には資格が必須、ということもあるでしょうが、
そうでなくとも資格履歴書に書くだけで
「ああ、この人にはこういう知識があるんだな」
「学習意欲があるんだな」というアピールになって大変有利です。
自信にもなりますし、とって損は無いと私は思います。
☆どうせ難しいんじゃないの？！
資格の取得のためには勉強していただく必要があります。あまり勉強が好きでは無い方や、日々が忙しくてそんな時間なんて取れないという方も当然いらっしゃると思います。
何百時間も勉強がいる、なんて聞かされたら達成できる気もしませんし、勉強に挫折してズルズルと転職も先延ばしになってしまう･･･そんなのは嫌ですよね。
自分がなりたい職業や方向性が明確にある場合は、それに必要ない資格を闇雲に勉強しても正直時間の無駄ですので取る必要はありませんが、その仕事に役立つ資格、入社後に取得推奨・取得必須の資格をもって面接に挑めばかなりの好印象を獲得できるはずです。
どんな資格が欲しがられるかは企業によりますのでなんともいえませんが、
ここでは一般的な観点から「取りやすさ」×「メリット」を吟味して、
僭越ながら、個人的・おすすめ資格をいくつかピックアップします。
みなさんのご参考になれば幸いです。
個人的おすすめ資格ランキング！
1位：日商簿記2級
「日商簿記」という言葉だけでも聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
知名度があるだけあって需要も高い資格です。そもそも簿記とは、その企業の日々の経営活動をまとめ、いまどんな経済状況にあるのか？業績はどんな調子なのか？を明らかにする技能です。
この知識は会社の「経理」「財務」「経営」に必要不可欠となっており、簿記はその人がこういった仕事をこなすに十分な適正を持っているかを分かりやすく可視化するのに一役買っています。とはいえ、簿記を必要とする人はたくさんおり、こうした知識のレベルも幅広いため、簿記には1〜3級、初級といった級分けがあります。ざっくり各級をご説明すると、
・初級：簿記入門編
「簿記の基本用語や複式簿記の仕組みを理解し、業務に利活用することができる。」
・3級：必須の基本知識
「基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。」
・2級：特に需要が高い
「高度な商業簿記・工業簿記（原価計算を含む）を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。」
・1級：公認会計士や税理士を目指す人向け
「極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル。」
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
この中で簿記2級をおすすめするのは、
仕事として簿記を問題なく扱えるレベルであり、多くの企業からの需要が高いためです。
募集要項でも「簿記2級以上」を条件としているところは多く見られます。とはいえ、簿記初心者さんでいきなり2級からの受検は勉強の難易度も高いかもしれませんので、初級や3級から目指してみるのも良いでしょう。「簿記3級以上」を条件としている企業もあります。
こういったレベル分けがしてあると、目標立てて勉強していけるので良いですよね。
日商簿記は歴史や知名度が高い資格であるので、書籍や情報が豊富なのは言うまでも無く、ホームページにも勉強に役立つ無料コンテンツが多いのが魅力的です。
また、試験の回数も比較的多い方ですし、ネット受検も可能です。
忙しい方にもうれしいところではないでしょうか。
2位：TOEIC
こちらも誰もが知るところですね。
TOEIC自体は受けたことがある方も多いのではないでしょうか。
聞く・読む力を測る TOEIC® Listening & Reading Test 、話す・書く力を測る TOEIC® Speaking & Writing Tests があり、これらすべてで4技能（聞く・読む・話す・書く）の英語コミュニケーション能力が把握できます。
世間一般的にTOEIC何点〜と話題になるのは前者、TOEIC® Listening & Reading Test です。
年に200万人ほどが受検するメジャーな試験なので、
書籍や講義などの対策もたくさん揃っています。
結果は合否では無く点。
990点満点（リスニング5〜495点、リーディング5〜495点、トータル10〜990点）中何点取れたかで貴方の英語力を測ります。そのため挑戦しやすい試験なのではないでしょうか。
そして、TOEICの魅力はやはり世界で通用するところでしょう。もし貴方が外資企業で働きたい、将来的に海外支社へ転属したい、といったように、業務で英語を使う可能性があるのならばとっておくにこしたことはありません。
では何点を目指すべきか、についてなのですが、ズバリ「700点以上」を目指しましょう。一般的に700点を超えてくれば、ビジネスでは英語でメールはできるぞ、というレベルだそう。簡単な日常会話はできるものの、ビジネス的な討論や議論の話をするならば800点以上が必要になってくるみたいです。履歴書には600点から記載はできますが、このような理由から、企業に重要視されるのも700点以上なのです。
3位：宅地建物取引士
宅建士、と略で呼ばれていることが多い国家資格です。
不動産取引のプロフェッショナルといえましょう。
宅建士とは、どんなお仕事をするのでしょうか。
例えば、不動産の売買や賃貸物件のあっせんをする際。
お客様はその土地や建物について専門知識をもっていないのが普通ですよね。
実際は法律で定められた手続き等がいろいろありますから、
「登記」「不動産の広さ」「飲用水・電気・ガスの供給施設」「キャンセルの際の取り決め」などの契約に欠かせない「重要事項の説明」を、不動産取引の専門家として行なうことができる唯一の職業が宅建士です。お客様側として関わったことがある方も多いのではないでしょうか。
不動産業を営む事業所・営業所では、スタッフ5人に一人以上は宅建士が配置されなくてはならないことが法律で定められています。そのため不動産業界における宅建士の需要は言わずもがな。
また、宅建士はほかにも建築業界や金融業界にもその知識がいかせます。自分が気になっている企業でも宅建士の知識が役立ちそうな事業をやっている可能性もありますね。国家資格ですので資格手当が付く可能性もあります。
メリットが多い宅建士ですが、その合格率は17％前後と低いです。
勉強時間も3、400時間ほどかかると予想されます。
こう言ってしまうと、ちょっとハードルが高い･･･と思われるかもしれません。
ただ一つお伝えしたいこととして、「とりあえず・なんとなく」で受かるようなものではないです。宅建士の試験には受験資格が規定されていないため、多くの受験者がいますし、その中には勉強が不十分な受験者ももちろんいるため、合格率も低くなる傾向にあるのではないでしょうか。勉強には時間がかかりますが、 はやいうちに計画的に勉強していけば合格できるものと私は考えています。
ただやはり何度も言いますが時間がかかるため、宅建士が貴方のキャリア形成に本当に必要なのか、よく考えて、本当に必要であるならかなりおすすめできる有利な資格です。
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