「ハズレ求人」の特徴
就職時や転職時に役に立つブラック求人の特徴を言うものをご存知ですか？
現代ではほとんどの企業がブラックとみなされているので、
ブラック企業に就職してしまう可能性の方が高いのですが、
少しでも参考になればと思います。
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ハズレ求人の特徴
怪しすぎる募集内容
まず、積極採用をしている企業は怪しいと考えていいでしょう。
この積極採用と合わせて大量採用という言葉も注意すべきです。
何故なら大量に採用しなければならない理由、退職者が多いということだからです。
大量募集をしている企業が大手企業の場合は例外になりますが、
大手企業が大量募集という言葉を売りにしていることは少ないように思えます。
また、年俸制度というものを取り入れている企業も要注意です。
年俸制というのはあらかじめ年収が決まっていて、
それを12ヶ月に分けて給付していくという制度である。
この制度自体は悪くない制度ですが、
残業代が出ないというブラック企業も存在するんです。
年俸制度というものはそういうものなんだと知識がない社員を騙し、押し通しているのです。ですが、労働基準法で残業代は支払われなければならないと定められている為この行為は完璧な違法行為となります。
社会に出るにあたって、知っておかなければなりません。
他には「体力に自信がある人大歓迎」「やる気のある人大歓迎」面接時に合否を言わず、
「いつ頃から出勤可能ですか」と聞いてくる、などの特徴もブラックである可能性が高いです。
また、腕組み写真や家族的な職場感を演出している写真を載せている求人もブラックなことが多いのだとか。冷静に考えてみれば、確かに怪しいような気がしますよね。
ブラック企業の現状
ブラック求人の特徴について紹介しましたが、
次は現代のブラック企業の現状について紹介していきます。
ブラック企業に就職した経験があったり、
周りにブラック企業で働いている友人がいたりしますか？
ブラック企業が原因でうつ病になったり、体を壊したり、最悪自殺してしまう事件も多いですよね。
また最近では、〇〇ハラスメントというような言葉も増えてきていますよね。
これらの問題を生み出してしまっている本人達には自覚がないというのもあるあるだと思います。
ブラック企業の現状の例としては、
パソコンの持ち帰りができない社内規定となっているはずだが、持ち帰り残業・病み残業を勧められるというものです。
残業代が支払われていないという違法行為に当たります。
また、辞めると簡単には言えない環境である、
土日にも出勤を求められたりする、不当なリストラや解雇も存在しています。
厚生労働省によって労働基準法や最低賃金法、
労働安全衛生法で守られているように見えて全く守られていないのが現状です。
このような現状だと転職率や退職率は上がる一方ですね。
さてブラック求人の特徴や現状がお分かりいただけましたか？
必ずブラック企業を見分けられるという程ではありませんが、
役に立つ情報だったと思うので覚えておいてくださいね。
ブラック企業に就職してしまったら？
労働基準法に抵触している場合
まずブラック企業と言っても、労働基準法に抵触しているのなら話は早いです。
どれくらいの時間外労働をしていて、
どれくらい残業代が支払われていないのかを証拠として用意して労働基準監督署という所に申し出てください。
この労働基準監督署は労働基準法の違反がないかを取り締まったり、就業規則の検認を行っている厚生労働省の機関です。この労働基準監督署に申し出ることで、労働環境を改めるよう促ししてくれたり、無料で相談を受けてくれるので覚えておきたいですね。
また労働基準監督署で取り扱うことが出来ない問題（パワハラ、セクハラ）などは専門の弁護士や厚生労働省の総合労働相談コーナーにて相談するのがお勧めです。
転職する
ブラック企業から逃げるということですね。
悪い言い方をしてしまいましたが、この方法はある意味賢いかもしれません。
騒ぎにしたくなかったり、手続きが面倒だと思う人も少なくないはずです。ですがブラック企業の現状をそのままにしておくという意味にもなります。
日本にはホワイト企業よりもブラック企業が多く存在しており、
ブラック企業を無くすためには現状を知らせなければなりません。
一緒に働く社員やこれから採用される社員のためにも、
この企業は違法を犯しているんですよと自分から告発することのできる人間になりたいですね。
会社や上司に労働条件を見直して欲しいと言ってみる
会社や上司に相談できるような環境であれば1番早い解決の仕方になります。ですが実際はそう上手くいかないですよね。
ある経験談ですが、社内の労働環境を見直すために会議が行われたそうですが、
あらゆる意見を申し出たところ、
｢所詮お前たちは俺の捨て駒なんだ｣と脅されたというのです。
このように言われてしまったら、もう何も言い出せなくなりますよね。
労働環境以前にパワーハラスメントです。
この方法は会社の規模にもよると思います。
従業員数が多く、申し出がたくさん出るような大手企業だったら効果があるかもしれません。
会社や上司に直談判する際は沢山の味方を付けておきたいですね。
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