転職エージェントのトラブルと対策。上手に利用する方法を解説

転職エージェントのトラブル事例

入社意思のない会社の選考を受けさせる

転職エージェントの担当者の中には、
「選考には慣れが必要だから」と言って入社意思のない会社の選考を受けさせる人もいます。

求職者にとっては入社意思もないのに書類を作らなければならないのは時間がもったいないですし、
なにより企業側にも失礼です。

担当者の言いなりにならず、おかしいと思ったら断りましょう。

担当者のレスポンスが遅い

転職活動では効率的に活動したいですよね。

そんな中で担当者のレスポンスがあまりにも遅いと、
求職者側も気を使いますし、時間がもったいないです。

担当者も複数人担当していて大変なのは分かりますが、求職者一人一人の時間も限られています。

こちらから進捗を聞いてみたり、
改めて希望の職種の求人がないかどうかなど積極的にコミュニケーションをとってみましょう。

それでも状況が良くならないようなら、担当者を変えてもらうか、他の転職エージェントの利用も視野に入れてみましょう。

転職エージェントのトラブル対策

担当者の言いなりにならない

担当者は転職市場を把握しているプロだからといって、
担当者の言いなりになってはいけません。

担当者のほとんどは求職者のことを考えてくれていますが、
中には内定を急かして求職者の意見を聞かないような人がいるのも事実です。

おかしいなと思うことがあったら担当者に疑問をぶつけてみたり、それでも解決しなければ担当者の変更を申し込んでみましょう。他の転職エージェントにあたってみるのも手です。

何かあったらすぐに担当者の変更を申し出る

担当者とやり取りをしていて違和感や方向性が合わないなと感じることがあったら、ためらわず担当者を変更してもらいましょう。

自分と合わない担当者とやり取りしていてはストレスもたまりますし、時間がもったいないです。

転職は人生を左右する重大な問題です。

そんな重大な問題を抱えているときに、
余計なストレスを抱えないように自分自身を労わりつつ転職活動をしましょう。

企業探しの軸をしっかりもつ

担当者は転職市場を知り尽くした頼れる存在です。
しかしあくまで入社するのはあなた自身です。
なので自分自身で企業探しの軸をしっかりともち、自分に合った企業を選びましょう。

担当者によってはたくさんの求人をもってきてくれますが、
それが必ずしも自分に合っているとは限りません。

ブレずに自分に合った企業選びをするよう心がけましょう。

転職エージェントを上手に利用する方法

担当者に投げっぱなしにしない

転職活動はやることもたくさんあり、大変なことも多いですが、転職エージェントの担当者に自分の希望をただ投げっぱなしにするのは良くないです。
担当者も複数人担当している中で、内定が取れそうな人ほど優先順位が高いので、自分の希望を漠然と伝えただけでは対応をおろそかにされてしまいます。

担当者に希望を細かく伝え、たまに進捗を聞いてみるなど積極的にコミュニケーションをとるようにしてみましょう。

複数の転職エージェントを利用して、自分に合う担当者を見つける

転職エージェントに1社登録して、担当者が自分に合った人なら幸運です。
通常はなかなか自分に合った担当者を見つけるのは大変です。
さまざまな求人情報を受け取るためにも複数の転職エージェントに登録すると良いです。

転職経験者の3割が2社の転職サイト・エージェントに登録していたそうです。

あまりにも登録しすぎると連絡をとるのも求人情報を整理するのも大変なので、2社くらいがちょうど良さそうです。

フィードバックを活用する

転職エージェントを通して面接をすると、企業側のフィードバックを教えてもらえることがあります。
転職エージェントを通さない通常の面接だとフィードバックをもらう機会はほぼありません。

フィードバックは転職エージェントの担当者に聞かないと教えてくれない場合もあります。
貴重な情報なので積極的に担当者に聞いて、今後の面接対策として積極的に活用しましょう。