求人票でブラック企業を見抜くポイントを解説。

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求人票でブラック企業を見抜くポイントや言葉を解説

◎年間休日105日以下

年間休日105日以下は、最低ラインです。
法律が定める最低基準の休日日数です。

年間休日105日だと長期休暇がない計算となり、かなり休日が少ない部類に入ります。
年間休日が120日程度だと、土日祝日と長期休暇を確保できます。

せめて年間休日が120日程度の企業を探しましょう。

◎給料が相場よりも高い

給料が高いのは、インセンティブも含まれてる場合があります。
また休日出勤や残業が多いケースもあります。

あまりにも高い給料が掲載されている場合は、その内訳に要注意です。

◎給料の幅が広すぎる

求人票に○○円〜○○円というように記載している企業もあるかもしれませんが、
あまりにもその幅が広すぎる企業は要注意です。

参考にするなら下限を参考にしたほうが良いです。

◎試用期間が長い

試用期間はだいたい3ヶ月ほどの企業が多いですが、
6ヶ月〜1年など長期に渡る場合には注意しましょう。

試用期間中は基本給が抑えられたり、正社員に比べて解雇しやすいといった点があるので,

試用期間を長めに設定している場合があるようです。
求人票の試用期間の長さもしっかり確認しましょう。

◎残業代についての記載がない

求人票で残業代について記載がない企業には、要注意です。
記載がない場合は、みなし残業や年俸制を取っていることがあります。

残業代の記載がない企業には応募しないか、選考段階で絶対に確認しておきましょう。

◎仕事内容の詳細が分からない

求人票で仕事内容の詳細が分からない場合は、
詳細を書いたら求人が集まらないので隠しているという可能性があります。

例えば「事務全般」などざっくりとした仕事内容しか書かれていなかったりというのは、会社によってやることが様々なので、仕事内容の詳細が分かりません。

仕事内容の詳細が分からないような求人票を載せている企業は要注意です。

◎「アットホーム」という言葉

求人票の「アットホーム」という言葉も要注意です。
仕事とプライベートの切り替えがあいまいという恐れがあります。

「アットホーム」とわざわざ言う職場は、
休日も社員イベントがあったりと、社員の拘束が激しい可能性が高いです。

本当に仲が良いなら楽しい職場ですが、
仕事とプライベートを分けたい人には向いていない職場かもしれません。

◎「若手が活躍」という言葉

求人票の「若手が活躍」という言葉も要注意です。

若手を管理職につかせようとする企業は、もちろん若手層を活躍させたいという意図もあるかもしれませんが、「経費削減」という一面もありえます。

管理職は残業代をつけなくても良い決まりになっているので、
若手を管理職にすることで、残業代の支払いを避けるという意味もあるかもしれません。

要注意です。

◎離職率が高い

企業ごとの離職率を見るには、「入社後3年以内離職率」を参考にしてみましょう。

この離職率が30%以上を越すと、ブラック企業の恐れがあります。
離職率が高いということは一人当たりの仕事の負担も大きくなるので、
労働環境も劣悪になりがちです。

離職率が高くて良いことはなにもないので、離職率が30%以上を越す企業は注意しましょう。

◎求人票を出す頻度が高い

転職サイトやハローワークで毎年もしくは半年に1回求人を見かける企業は要注意です。
離職者が多いために、頻繁に人員を補充しないと間に合わない企業である可能性があります。

ただし事業拡大のために求人を出している可能性もあるので、
まずは企業の情報を調べてみましょう。

求人票で起こるトラブル

◎正社員募集かと思ったら契約社員だった

求人票に正社員募集だと書かれていたのに、
面接や採用段階で契約社員採用を打診されるというケースがよくあります。

この場合は自分の希望をちゃんと伝えるか、希望が通らなそうなら選考を辞退した方が良いです。
転職エージェント経由なら、担当者を通して希望を伝えてもらうのも良いでしょう。

◎交通費支給は一部のみだった

求人票に「交通費支給」としか書かれていない場合、
交通費の支給は一部のみという場合もあります。

交通費の支給額はしっかり確認しましょう。

◎求人票と実際の就業内容が違うので辞めたい

求人票と実際の就業内容が違うので辞めたいという場合、まずその相違点を会社に確認してみましょう。相談しても内容が改善されない場合は、退職した方がいいです。

改善されなくても働くことはできますが、
そのことを自分が許容できるかどうかが判断材料になります。

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