これから伸びるベンチャー企業の正しい見分け方とブラック企業を分類

ベンチャー企業の正しい見分け方

成長産業で伸びているか

衰退している産業に参入するベンチャー企業は競争圧力がなく、成長が見込めません。

一方で成長産業に参入するベンチャー企業は競合他社との開発競争もあり、
伸びていく見込みがあります。

ベンチャー企業の見分け方として、
成長産業の中で伸びていく見込みがありそうな企業を探すと良いでしょう。

社長や役員幹部のバックグラウンド

優良なベンチャー企業の社長や役員幹部はバックグラウンドがしっかりしています。

一流企業の出身だったり、ベンチャー企業を立ち上げる前から業界で活躍していたり、
企業経営や業界の仕事に精通している人が多いです。

そういった人はSNSのアカウントをもっていたり、
サイトのインタビュー記事に掲載されていたりすることもあるので調べてみて、

どのようなビジョンをもった人なのか確認してみると良いです。

SNSで企業や社員を調べてみる

最近特にベンチャーでは、働いている企業の名前を明かしてSNSにアカウントを作っている人を多く見かけます。

また公式のSNSアカウントをもっている企業もあります。
会社の名前を明かしてSNSをやることは、企業や事業内容に誇りをもっていなければできません。なのでSNSで企業や社員を調べてみましょう。

SNS上に普段の社内の様子や、その人自身の人柄が見られる投稿があるかもしれません。
もし連絡が取れるようなら、連絡してみるのも良いでしょう。

会社の規模を確認する

あなたの転職したいベンチャー企業はどのようなイメージでしょうか？
転職したいベンチャー企業のイメージとギャップがないように、
会社の規模を確認することは重要です。

一口にベンチャー企業といっても、創業して間もないまだ社員が数人しかいないスタートアップもありますし、創業してから何年も安定して経営を続けているベンチャー企業もあります。

そのためにも創業してからどれくらいの年数なのか、従業員はどれくらいなのか、
自分のイメージに合うベンチャー企業を探してみましょう。

募集人数を確認する

社員数に対して明らかに多過ぎる人数を募集している場合、
新入社員の離職を見込んでいるかもしれません。しかし事業拡大の可能性もあります。

目安として社員数に対して3割を超える人数を募集している場合は、
その背景を聞いてみたほうが良いです。

昇給や賞与について確認する

昇給や賞与は自分の働き方を評価してもらえる大事な機会でもあり、モチベーションです。

これらの部分で不満があると、
会社への不信感も募っていくので入社前にしっかり確認しましょう。

このベンチャー企業は怪しい？避けるべきポイントとは

社長が顔出しをしていない

前章で述べたとおり、優良なベンチャー企業の社長はバックボーンがしっかりしています。
ホームページやSNS、他のサイトのインタビュー記事などで顔出しをしていることが多いです。

またイベントや講演会などに出演していることもあります。

一方で社長が「顔」とも言えるベンチャー企業で、
顔出しをしていない社長は何か事情があるのかもしれませんが、怪しいです。

社長が身の丈に合った行動をしていない

まだ経営基盤もままならないベンチャー企業なのにやたらとオフィスや社長室が豪華だったり、
社長の服装や私生活が派手だと要注意です。

資金面で長期的な経営が可能なのか疑わしいです。

ビジョンが壮大すぎる

ベンチャー企業においてビジョンは重要です。
しかし目指すゴールが大き過ぎると、そのプロセスがきちんと考えきれていない場合もあります。
プロセスが考えられていないと、当然ゴールにたどり着くことはできません。

社長の描くビジョンとプロセスをホームページや直接聞いたりして確かめてみましょう。

給料が高い

ベンチャー企業の募集要項を見ると、一見給料が高そうに見える場合があります。

しかしその中には固定残業代が含まれている場合もあるので要注意です。
残業が毎月30時間を超えていると1日の平均残業時間が1.5時間という計算になり、残業が常態化している企業であると言えます。

また毎月30時間を超える残業をしていると体の不調も出てきやすいのでおすすめはできません。