SPIの中途採用対策。リクルートのSPIに落ちた人から学ぶ

新卒採用と中途採用のSPIはなにが違う？

SPIの受験方法

SPIの受験方法は主に以下の4つに分けられます。

受験方法によって問題の出題傾向が異なるので、
自分の応募する企業がどの受験方法を採用しているのか調べておきましょう

・ペーパーテスティング
企業の一室や企業が用意した会場で、マークシートを用いて受験する方法です。

・テストセンター
SPIの開発・運営元であるリクルートが指定する常設会場に行き、受験する方法です。
テストセンターでの受験結果は1年以内に限り、
他のテストセンターを採用する企業にも結果を使いまわせます。
何度も受験する必要がありません。

・WEBテスティング
企業から指定された期限のうちに、自宅でパソコンから受験する方法です。

・インハウスCBT
企業内の会場で、企業が用意したパソコンで受験する方法です。
問題の内容はWEBテスティングと同じです。

中途採用のSPIはなんのために行われる？

中途採用時のSPIは選考をスムーズに進めたり、
入社後のミスマッチを防ぐために導入されています。

中途採用は選考期間が短いです。
そのため短時間で求職者の能力と性格を客観的に判断できるSPIが用いられています。

中途採用の選考で行われたSPIの結果は、
入社後も育成やフォローに活用されることもあります。

SPIを一夜漬けで対策！ポイントをつかむ

応募先の企業のSPIの受験方法を調べる

SPIは受験方法によって出題傾向が異なるので、
応募先の企業の受験方法を知っておくことが大事です。

転職エージェント経由の応募なら、担当者に聞いてみるのもいいでしょう。
出題傾向を調べて頻出の問題は、問題集を見て解いておきましょう。

たくさんの問題集をやるのではなく、１冊の問題集に絞ってやる

短時間でSPI対策をするなら、
たくさんの問題集をやるよりも１冊の問題集に絞って何周も解いた方が効果があります。

１冊に絞って重点的にやることで出題形式にも慣れて、
本番でスムーズに解答ができるようになります。

問題集の中でも頻出の問題かつ苦手な問題を重点的にやるようにしましょう。

アプリを使ってスキマ時間に対策する

SPIのアプリを使って通勤時間などのスキマ時間に対策するのもおすすめです。

アプリで自分の苦手な問題を中心に勉強もできるので、
限られた時間の中でも効率よく勉強することができます。

もし余力があればスキマ時間にアプリで言語問題も学習するのがおすすめです。

優先順位をつけて勉強する

一夜漬けなどの短時間になると、全ての問題を対策する時間はありません。なので頻出の問題を中心に勉強しましょう。

受験方式によって頻出の問題が変わってくるので、
応募先の企業がどの受験方式のSPIを採用しているか調べてみましょう。

頻出の問題をひと通り解いてみて、苦手な問題を重点的に対策すると良いです。

解答の時間配分に気をつける

SPIは問題量が多く、全ての問題を解くのは難しいです。
なので１問に解答時間をかけすぎないよう気をつけましょう。

分からない１問に時間をかけすぎて、
答えられる問題の解答時間が減ってしまうのが一番もったいないです。

分からない問題は飛ばして、分かる問題に時間を割けるように工夫すると良いです。

100点を目指さない

非言語の問題は100点を目指すよりも、
どれだけ正解率を上げられるかを考えて解きましょう。
問題数が多いため全てを解くことは厳しいです。

それよりも答えられる問題を正解していくことが大事です。

問題を見て「時間がかかりそうだな」「分からない」と感じたらすぐに飛ばして次の問題に進みましょう。

ボロボロでも意外に受かる

SPIは選考で採用されていますが、
それ以上に書類選考や面接での結果のほうが重要です。
それに自分では「できなかった」と思っていても、意外にできているパターンもあります。なのでSPIで手応えを感じられなくても、気落ちせずに次の選考に向けて準備しましょう。