今更聞けないその違いを徹底比較。転職サイトと転職エージェントとハローワーク

転職サイトの特徴とは？

転職サイトの特徴についてですが、
インターネットのホームページなどで
職種・業種問わず様々な求人を掲載しているのが特徴になります。

また、転職サイトに登録すればお金が掛からずに自由に閲覧・応募ができます。
例えばリクナビNEXTやdoda、はたらいくなどが転職サイトに当たります。

求職者自身で自分に合っていると思う企業に自らで求人に応募するようになっています。

混同されやすいとされる転職エージェントとの違いは、
担当アドバイザー（就職コンサル）がいるかいないかの違いです。

転職サイトではそういった担当アドバイザーは在籍してませんが、
転職エージェントでは担当アドバイザーが在籍し、求職者の就職・転職活動の手助けをしてくれます。

自分の力でやりたい人やペースを乱されたくない人にとって転職サイトに向いていますが、
逆に手助けをしてもらいたい人や時間がない人にとっては転職エージェントのサービスが向いていると言えます。

また、全てのサイトに言える事ではないのですが、求人を閲覧するのに氏名やこれまでの経歴、
住所などの個人情報の登録が必要なところが非常に多いです。

これは書類審査の際に、転職サイトで入力した経歴（応募レジュメ）を転職サイトから希望する企業に直接送ることができたり、入力した経歴をみた企業の方から求職者に向けて声かけをするスカウト機能という機能で個人情報が取り扱われるからです。

個人情報の安全性も、プライバシーマークが付与されて運営している転職サイトも多いので、
安心して利用が出来る転職サイトが多いですね。

転職サイトのを利用するメリットは？長所をリサーチ

転職サイトのを利用するデメリットは？短所をリサーチ

転職サイトのトラブルや注意点をまとめる

見極め力不足でブラック企業に内定することも

転職サイト全体的にいえますが、
数多く求人が掲載されているため中には自分と合わない求人も掲載されています。

自分と合わない求人にうっかり内定をもらってしまったり、
掲載内容と実際が異なる求人もあるためこれらを見極める力が必要となってきます。

なお、転職サイトは会社間でトラブルを起こしても責任を取ってもらえない事が多いためミスマッチを防ぐためにも応募は慎重にしていきましょう。

合わないサイトを使って転職に時間がかかった

例えば看護師資格がないのにも関わらず看護師向けの転職サイトを利用したり、
40代なのに20代の新卒向けの転職サイトを利用してはいないでしょうか？

今の自分と合わない転職サイトを使うのは非常に効率が悪くなる原因にもなってしまいます。

現在使っている、あるいは使おうと検討している転職サイトがどのような特性をもつのかを考えた上で利用していきましょう。

エージェントも使えば良かったと後悔

エージェントが保有している非公開求人を閲覧したかったという声も多くありました。

転職エージェントは就職・転職のサポートから非公開求人の公開まで手厚くサポートをしてくれます。

一方で求人サイトは公開求人の閲覧・応募が出来るだけで上記のサポートはしてくれません。

時間に追われたりするかもしれませんが、後悔のない就職・転職を希望されるのであれば転職サイト・転職エージェントの併用もお勧めの手になります。

書類レジュメを不完全なまま提出してしまった

これも非常に多いのが、応募したい企業にうっかり不完全な出来の書類レジュメを送ってしまうパターン。

自分を最大限にアピール出来ないだけではなく、
企業からも良くない目で見られてしまいいいところが1つもありません。

こういったミスを防ぐためにも、
こまめに書類レジュメに目を通し更新していくことを意識するのが大事となってきます。

転職していることが転職サイトを通して勤務先にバレた

スカウト機能やオファー機能というものがある転職サイトもあります。

こちらの機能について簡単にご説明すると、
転職サイトに登録されている求職者の経歴や書類レジュメを見て企業から声が掛かるというもの。

ありがたい機能ではあるのですが、
設定次第では様々な企業が目を通すことにもなります。

もし、自分の勤務先が自分の使っている転職サイトで採用活動をしていたら？

ここから先は言うまでもありません。
一応設定でスカウトやオファー機能をOFF出来るため、
バレたくない方はＯＦＦにすることを推奨します。

転職エージェントの特徴とは？

転職エージェントとは、
採用企業と求職者の間に立ち、マッチングさせるサービスの事を言います。

転職サイトとよく比較されますし混同されやすいですが、
「転職サイト」と「転職エージェント」は全く別のものです。

また、転職サイトが転職エージェントサービスを提供している事もあります。

転職サイトと転職エージェントは併用ができます。
効率よく転職したい方やベストな就職・転職をしたい方は自分に合った転職サイトと転職エージェントの両方を使うことがお勧めです。

転職エージェントを利用する際、
最初に担当エージェントと面談する事になることが多いでしょう。

そこで自分がどのような転職をしたいのかや自分の今までの経歴、
勤務地の希望などをお話することになります。

ここでしっかりすり合わせをしてから希望や条件に合った求人を紹介してもらったり、
応募をする際には応募書類や面談の対策のサポートなどをやってくれます。

これが転職エージェントの基本的な一連の流れになります。

転職エージェントの会社にもよりますが、昨今ではコロナの事もありzoomなどのオンライン面談も対応しており、時間に融通が利かない方にも使いやすくなってきています。

転職エージェントのを利用するメリットは？長所をリサーチ

転職エージェントのを利用するデメリットは？短所をリサーチ

転職エージェントのトラブルや注意点をまとめる

希望している求人に応募させてもらえない

転職エージェントでよくある注意点として、
応募したい企業であったとしてもエージェント判断で応募させてもらえないといった事があります。

例えばスキル不足や年齢制限を指摘されたり、この会社は合わないなどエージェントにはっきり言われてストレスを貯めてしまう事も。

紹介してもらえる求人は数多くあるので1つの会社に固執しないことがストレスを溜めない秘訣になっていきそうです。

担当エージェントが上から目線でイライラした

エージェントの中には態度やマナーが悪いエージェントもいます。

相手はAIではなく人間なので、自分と感覚的に合わないエージェントに当たってしまうとこちらも余計なストレスを貯めることになってしまいそう。

幸い、エージェントが合わなければ担当を変えられる会社も多いので自分と合わないと感じたら担当そのものを変えてしまうのも戦略の一つと言えるでしょう。

数合わせのブラック企業を紹介するケースもある

こちらも多くの声が挙がっていましたが、
数合わせやエージェントの誤認識などで自分と合わないブラック企業を紹介するケースも多々あるようです。

エージェントが良いと言ったから入ったものの結果として辞める羽目になったという事例も多く、自分に合う合わないは最終的に慎重に自分で判断することが大事になってきそうです。

担当エージェントの知識不足で消化不良

この会社の転職エージェントは〇〇の就職(転職）に強いと謳っているものの、
担当が経験不足で知識が浅かった、なんてこともあるようです。

やはりこちらもエージェントの力不足を感じて不安に思ったら、
担当を交代してもらえるように打診するのが良いでしょう。

紹介してもらえる求人の数が少ない

転職エージェントは非公開求人など求人数が多いところが多いですが、
中には1つの業種に特化していて自分の行きたい業種をなかなか紹介してくれなかったケースもあるようでした。

気になったエージェントを勢いで利用する前に、下調べをすることが大事ですね。

ハローワークの特徴とは？

就職・転職活動で外せないのがハローワーク。

ハローワークは正式名称では「公共職業安定所」と言います。

ハローワークは日本全国でおよそ544カ所設置されており、
例えば若者むけの
「わかものハローワーク」や「新卒応援ハローワーク」、「ジョブカフェ」
など特定の年代に特化したハローワークもあります。

幅広い年齢層や経歴の方が利用しており、求人情報の公開だけではなく、職業訓練のあっせんや失業保険の手続き、障がい者雇用の相談などで開庁日にはどこのハローワークも常に人がいます。

はじめてハローワークを利用する際は「ハローワークカード」を発行してもらうことで、
多くのサービスを利用することが可能。

また求人の応募の仕方は簡単で、ハローワークのパソコンで閲覧出来る求人を印刷し窓口に持っていけば

窓口の人が応募の手続きをした後、そのまま応募書類を作成し応募をします。

その際、転職サイトなどからの応募と違うのは、窓口の受付の際に発行した紹介状を送付又は持参、提出しなければなりません。

他にも面接対策や応募書類の添削などもやっており、求人の応募も含めて全て無料で利用可能となっています。

ハローワークのを利用するメリットは？長所をリサーチ

ハローワークのを利用するデメリットは？短所をリサーチ

ハローワークのトラブルや注意点をまとめる

ハローワーク経由で入社した企業がブラック企業だった

ハローワークで見つけた求人がブラック企業だった口コミは本当に数多くあります。

しっかり下調べをせず入社してから後悔する人が数多くおり要注意ポイントとなっています。

ハローワークの求人は写真掲載されているものがほとんどなく、文字のみなのでしっかり会社名をGoogleなどで検索したり転職会議などの口コミサイトで会社の雰囲気などを知った上で応募に踏み切るように心がけましょう。

また、ハローワークにはカラ求人と呼ばれる採用する気もないのに掲載しているケースもあるようです。

求人の見極めは非常に難しいですが、こういった求人にも注意が必要です。

窓口の相談員の対応が最悪だった。

親身になってくれなかった。窓口の人の対応が悪いケースもあります。

転職エージェント程、密になるわけでもないですが1回の来庁で嫌な対応をされると気分が悪くなってしまいますよね。

色々な窓口の人おり、どんな人が当たるのかは運になってしまいますが、何度か同じハローワークに通って利用する事で傾向はつかめるでしょう。

ライバルの多い求人ばかりを狙ってしまいなかなか採用されなかった

ハローワークでは応募の際にハローワーク経由で応募された方の人数を知らせてくれます。

ライバルが多く採用人数が少ないとそれだけ厳しい戦いとなってくるでしょう。

ライバルの人数は把握できるのがハローワークの利点ですがライバルの特徴までは把握できないため、しっかり念入りに対策に踏み切ることが大事です。

紹介状を同封し忘れた。または無くしてしまい提出できなくなった

ハローワークから応募した際のトラブルの1つとして、
求人応募の際に頂いた応募企業に渡さなければいけない「紹介状」。

これを、同封し忘れたりあるいは無くしてしまうケースもあるようです。

同封し忘れたり、無くしてしまっても送り直しや、再発行はしてもらえはしますが企業から見ればマイナス評価につながってしまいます。

絶対に忘れないようしっかり付箋をはるなどして管理しておきましょう。

自分で積極的に動かないと内定は得られない。

最後に書いている事は当然の事ですが、ハローワークでは積極性が求められます。

転職エージェントのように面接対策などはやってくれますが、
自分から「やりたい」と言わなければいつまでたっても面接対策をすることは出来ません。

その為、ハローワークに限らず就職するには何度も通うなどの行動力が必要となってくるでしょう。